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全館空調・フィルター交換

ひさしぶりに我が家の全館空調ユニットのエアフィルターを見て見たらフェルトのような埃がたんまりとたまっていました。
思えば年末に交換してから気が付けば半年ほど経っているので月日の経つのは早いものだと思います。
下の写真が空調ユニットと、埃の溜まりきったエアフィルターです。

我が家の全館空調ユニットは2階の押し入れの中に組み込んであり、2階各部屋に3本、1階各部屋に3本のダクトを通じて空気の循環をしています。

各部屋に送り出した空気は空調ユニットに戻ってきてこのエアフィルターを通ってまた各部屋へ送られて行きます。

半年の間に、これだけの埃を吸い取ってくれていたんですね。・・エライ

エアフィルターは2段構成になっていて、表の汚れているフィルターが使い捨てのプレフィルターで、内側に抗ウィルス機能のある目の細かいフィルターがセットされています。

この抗ウィルスフィルターが目詰まりしないように、大きな埃をプレフィルターで取り除きます。

プレフィルター交換前は埃で裏側の青い抗ウィルスフィルターが見えませんでしたが、交換後はスッキリと内側のフィルターが良く見えます。

次は3か月くらいで交換してあげたいと思います。

ところで、これだけ埃が溜まっているのに、室内側の吹出風量が少なくなっているという事はありません。

これは、PanasonicのDCファンが圧力損失が変わっても所定の流量が流れるようにファンの出力を調整しているからなんですね。

我が家の空調ユニットには「エコミルモ」という監視装置(HEMS)が付いていて、ファンの消費電力を確認することができます。

フィルター交換前と交換後の消費電力の違いを比較してみました。

フィルター交換前の17時頃の消費電力は17.76Wでした。

ファンは5台運転で風量は弱です。

フィルター交換後の19時頃の消費電力は15.54Wです。

ファンの運転条件は同じです。

17.76Wから15.54Wに下がりました。数字的には小さいですが、比率でいうと13%下がりました。

逆にいうと、フィルター交換しないでいると、13%程消費電力が増えますよという事ですね。

また、これだけ埃が溜まっても空気が問題なく流れているのは、風量設定が弱運転になっていて風量がフィルター面積に対して少ないから影響が少ないのだと思います。

中風量にすると倍の風量が流れますので、空気抵抗が大きくなって所定の風量が流れない可能性があります。

いずれにしても、フィルター掃除は怠ってはいけませんね。

というお話でした。

住まいるワークスでは全館空調に関するサービスを提供しています。
気密測定、HEMSサービス(エコミルモ)など、お気軽にお問合せください。