「気密測定(きみつそくてい)」とは、家にどれくらいの“すき間”があるかを調べるための検査です。
家の窓やドアをすべて閉めた状態で、専用の機械を使って室内の空気を外に送り出し、どれくらい空気が漏れるかを測定します。
このときに得られる「C値(シーチ)」という数値が、気密性の目安になります。
C値が小さいほど、すき間の少ない“高気密な住宅”ということになります。
C値は気密測定器で測定した家全体の隙間面積(㎠)を床面積(㎡)で割った値です。
C値1.0以下であれば高気密と言えます。
例えば一般的な床面積100㎡(約30坪)の家の場合で説明しましょう。
C値1.0の場合:[高気密住宅]
相当隙間面積=100㎠でC値1.0になります。
家全体の隙間が名刺2枚分に相当します。
C値0.5の場合:[超高気密住宅]
相当隙間面積 = 50㎠です
家全体の隙間が名刺1枚分に相当します。
C値0.2の場合:[超超高気密住宅]
相当隙間面積 = 20㎠です
家全体の隙間が500円玉4枚分に相当します。
現在建てられる住宅は基本的に下記のような気密処理が行われますのでしっかり施工されればC値1.0くらいの性能は出るようになっています。
上記で説明したように、気密処理が正しく行われれば問題は無いのですが、気密処理の作業は全て大工さんの手作業によるものなのでミスが無いとは限りません。
気を付けて作業をしたとしても、家の床から、2階の小屋裏まですごい手間のかかる作業を必要とします。
ウレタン吹付の場合でも、一見ウレタンで全ておおわれているように見えても、吹付のムラがあると、中がスカスカで外気がスース―入ってくるという事もあります。
ですので、まだ手直しができる段階で中間検査として気密測定を行い、気密漏れ箇所を補修して置くことが重要になります。
気密漏れがあると、冷暖房の効きが悪くなるという不具合もありますが、壁の中を湿った空気が通過することで発生する内部結露が住宅にダメージを与える危険があります。
断熱・気密処理が終わった段階での中間検査だけでも行うことをお勧めします。
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